『人民の歴史学』227号
『人民の歴史学』227号 2021年3月 目次
〈論文〉
関東大震災時の朝鮮人虐殺事件、国家責任を隠蔽した「特赦」「特別特赦」
関原 正裕
〈緊急企画:歴史研究者の記録―新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受けて―〉
趣旨説明 東京歴史科学研究会委員会
コロナ禍における沖縄県公文書館(RDAプロジェクト)の状況 小野百合子
新型コロナウィルスと中学校教育
――非常勤講師の経験を通してみたコロナ禍― 徳永 裕之
コロナ時代の大学教育
――オンライン授業の経験から―― 大橋 幸泰
〈書評〉
小山聡子・松本健太郎編『幽霊の歴史文化学』 北條 勝貴
〈文献紹介〉
地方史研究協議会編『学校資料の未来―地域資料としての保存と活用―』
瀬戸口龍一
〈東京歴史科学研究会第55回大会レジュメ〉
【委員会企画】
趣旨文 東京歴史科学研究会委員会
近世・近代移行期における沿岸漁業秩序
――越中灘浦を対象に―― 中村 只吾
明治末期~大正期における日本の「地方林業教育」の役割
――中等林業教育卒業者の進路の検討を中心に―― 青木 健
【個別報告】
「林下」再考――「五山官寺制度」との関係から――(仮) 山口 啄実
明治初期における旅と歴史意識
――武蔵国の在村医小室元長の湯治旅行を事例として――(仮)
古畑 侑亮
一九三〇年代における知米派知識人のアメリカ認識
――高柳賢三による「独裁政」の分析内容から―― 渡井誠一郎